2016年度 国際塾 講義録 (YouTube)


2016年10月16日(日)10:00~12:00 (岡山県立図書館デジタルシアター) 1時間21分19秒

「EUの歴史と課題」というテーマで、岡山商科大学大学院経済学研究科三谷直紀教授に講義していただきました。三谷先生は、フランス留学後、欧州で経済協力開発機構(OECD)事務局勤務などのキャリアをお持ちで、さまざまな興味深いお話を伺いました。ユーロ危機やイギリスのEU離脱などさまざまな課題が山積する中で、EUの歴史・EUの仕組み・EUの政策・EUの課題についてタイムリーな講義でした。5億人規模の単一市場を生み出したEUの理想と現実のギャップ、グローバリゼーションと各国の厳しい事情が交錯する現状を認識し、EUの現状と未来について考えるよい機会となりました。


2016年10月2日(日)10:00~12:30 (犬養木堂記念館・木堂塾) 9分28秒

「日本人の“和”の意味とは何か?」というテーマで塾長講話。着物と洋服の違いは?ゲタと靴の違いは?などの例を挙げて考察し、多くの日本人が自己と他者をはっきり分けないのはなぜか?について論究しました。

2016年10月2日(日)10:00~12:30 (犬養木堂記念館・木堂塾) 1時間23分20秒

「岡山が輩出した偉大な政治家~犬養毅とその時代~」と題して、倉敷芸術科学大学・時任英人教授が講義。犬養が、西欧諸国に比べ後進的な日本の政治経済を、自らが「理想的政治家」となって日本を先進的な国家にしていくことを使命としたこと。経済発展と平和外交をめざし、ロシアやアメリカなどの大国とは絶対に戦争してはならないことを基本姿勢とし、軍事費の増大には反対したこと。晩年は少数政党を率いて理想的政治家像を追求し、憲政の神様と称せられ、大政党・政友会の総裁となり、第29代内閣総理大臣に就任。しかし満州事変を中止させようとしたことから軍部の反感を買い、5・15事件で凶弾に斃れたこと等々。塾生からも活発な質疑があり、時任先生から「木堂は理想と現実の狭間で苦闘したが、大きな理想を持っていなければ、大きな仕事を成すことができない」との回答を頂きました。アジア諸国がギクシャクする今こそ、さらに犬養木堂を検証する必要がありそうです。


2016年9月18日(日)9:30~12:00 (オリエント美術館) 7分2秒

「あなたは、どの程度自分自身の力で生きていると思う?」という問いかけから、国際塾2016第8回塾長講話は始まりました。自分一人だけでは生きていけないし、日本という国も他の多くの国の力を借りて生活が出来ている。どの程度というこの問いかけには正解があるわけではなく、自分がどのように論理的に考えるか、自分なりの考えを持つことが大事であると説かれました。

2016年9月18日(日)9:30~12:00 (オリエント美術館) 50分41秒

国際塾2016第8回講座開催。今回のタイトルは「留学生と本音を語り合おう~コミュニケーションを通して多文化を学び理解する~」ということで、岡山外語学院・岡山大学・岡山商科大学から中国・韓国・インドネシア・ベトナム・バングラデッシュなど各国の留学生17名が参加し、塾生たち21名とのセッションが行われました。<テーマ1>では、留学生たちが日本で学習して、出身国と比較して“素晴らしいと感じたこと”や“改善が必要だと感じたこと”を挙げてディスカッション。また<テーマ2>では、“良いと感じたことを出身国に反映させるには?”また“悪いと感じたことで日本はどうすればよいか”についてさらに議論を深めました。セッション終了後もお互いにラインやメールなどの交換し、盛りあ上がりました。

 


2016年9月11日(日)10:00~12:00 (大原美術館・工芸館)

国際塾2016第7回講座は、大原謙一郎・公益財団法人大原美術館名誉理事長から『日本と世界の文化の多様性とつながり』というテーマでご講演をいただきました。この講義録については、大原名誉理事長からのご要望でYouTubeでの視聴ができません。事務局にはDVD収録したものがございますので、塾生でご希望の場合は事務局あてEメールでご連絡ください。


2016年8月28日(日)10:00~12:30 (神道山まることセンター) 11分02秒

国際塾2016第6回講座塾長講話は『天才が偉業を達成できたのは結局その人が天才だったからか?』というテーマでした。天才はむしろ幼少の頃周囲となじめず問題児であることが多いようで、生まれつきの天才ではなく後天的にその才能を開花させた例を挙げ、すべての人間が天才になる素質を持って生まれてきていることを示唆されました。

2016年8月28日(日)10:00~12:30 (神道山まることセンター) 1時間14分11秒

国際塾2016第6回講座 黒住教の黒住宗道副教主から『世界の宗教と世界平和、宗教間のコラボ・共同の活動は何か』というテーマで講義がありました。教祖・経典・戒律がなく、自然の中にさまざまな神様が宿る『神道』の特徴を解説されました。また世界の各宗教はそれぞれに違いはあるが、互いにその違いを尊重し合うことで、世界の宗教者たちが共通のテーマを論じ共同で活動している『世界宗教者平和会議の活動』について述べられました。国連の宗教サミットや宗教による世界地図の色分け、地域ごとの宗教対立や世界中で紛争が頻発する一方で、イスラム教・キリスト教・仏教・神道など各宗教が平和(大和)への『祈り』を共有できることを学びました。


2016年8月21日(日)9:30~12:00 (岡山市立オリエント美術館) 10分37秒

国際塾2016第5回講座塾長講話は、松畑熙一国際塾塾長による「なぜ人を殺してはいけないのか?」というテーマでした。塾生たちから数々の素晴らしい回答があり、塾長との対話も実りあるものになりました。

2016年8月21日(日)9:30~12:00 (オリエント美術館) 41分47秒(内容抜粋)

国際塾2016第5回講座は、海外経験から学ぼう~みんなどんな失敗をしたのか、失敗から学ぶ~というテーマで、海外経験豊かなインターキッズ4人の役員がトークセッション。食事の時・空港・公園・学校・仕事の現場でみなさん大失敗!浜家弘巳会長(アメリカ・ドイツでビジネス)、猪原満也理事(アメリカでビジネス)、小林修典理事(アメリカ留学)、北川あえ理事(フランス留学)の各氏がお話した数々の体験談から塾生たちは楽しく海外生活でのチェックポイント学びました。


2016年8月11日(木・祝)9:30~12:00 (オリエント美術館)

国際塾2016第4回講座は、臼井洋輔(備前焼ミュージアム)館長の講座でした。『グローカル(glocal)な歴史と文化を持つ岡山の底力』がテーマでした。日本文化の国際化は、縄文・弥生時代から始まっており、鬼ノ城~備前焼~大鉄釜~長船の刀剣~桃山文化~江戸時代の優れた人物(水谷勝隆、津田永忠)~吹屋ベンガラ~幕末・明治の人物(宇田川榕庵、箕作阮甫、岸田吟香、正阿弥勝義)など数多くの人間とモノを輩出してきました。岡山の文化と歴史を作り上げた壮大なドラマを語っていただきました。

この講義録については、臼井洋輔館長からのご要望でYouTubeでの視聴ができません。事務局にはDVD収録したものがございますので、塾生でご希望の場合は事務局あてEメールでご連絡ください。


2016年7月17日(日)9:30~12:00(オリエント美術館) 9分38秒

国際塾2016第3回講座、松畑熙一塾長による講話のテーマは「幸せとは何か?」です。しあわせと幸福はどう違うのか?幸せ=仕合せ、幸福=happiness という言葉。塾生からの活発な意見がつぎつぎと展開されます。

※内山兼三(内山工業)社長による「岡山から世界に進出する企業企業が求める人材の基本能力~」は、YouTubeにアップしません。 録画DVDをご覧になりたい方はインターキッズ事務局までご相談下さい。


2016年7月3日(日)10:00~12:00 (中国学園大学教室) 9分30秒

国際塾2016第2回講座塾長講話は、松畑熙一国際塾塾長による「ピンチをチャンスに変える発想とは?」というテーマでした。コーリン色鉛筆や株式会社ヤマグチは、どのようにしてピンチから復活したのか?塾生との対話形式でディスカッションが行われました。

国際塾2016第2回講座(前編;44分10秒) インターキッズ浜家弘巳会長による“国際人としての一般常識”がテーマ。日本企業の海外企業買収はなぜ失敗することが多いのか?信頼度を高めるためのマナーとは?大事な人と会うときに押さえるべきマナーは?ということで、塾生たちは楽しくロールプレイしながら学びました。ノックする時は何回が正しい?握手の仕方は?え~!知らなかった。

国際塾2016第2回講座(後編;50分23秒) 浜家弘巳会長の講話後編。映画が私にマナーの基本を教えてくれた。レディーファーストについて。エレベーターに乗るとき気を付けたいこと。ドアの開閉の仕方。くしゃみのマナー、食事のときは?スープの食べ方実践教室等々。ひとつ間違えば積み重ねた信頼も一瞬で台無し!将来グローバルに活躍する方必見の講義録です。


2016年6月26日(日)国際塾2016第1回講座(1時間3分21秒)<岡山国際交流センター地階レセプションルーム>

第13期生の入塾式が行われ、国際塾2016がスタート。

今年度は岡山県下各地から19校34名の中高校生が入塾。松畑熙一塾長による第1回講座は、「ローバル人財」を目指して~「ローカル」と「グローバル」の狭間で~というテーマでした。今年国際塾では「哲学的思考力」と「プレゼンテ―ション力」を鍛えていくとの塾長メッセージがあり、アクティブラーニングによる進行で、塾生たちの活発な意見発表があり、充実した講義となりました。