REPORT│ 2019活動報告


★2019年5月26日(日)9:30~12:30

岡山西川原プラザ 別館第6会議室

こくさいこどもフォーラム岡山の通常総会と記念講演会が開催されました。

(以下角田理事記)

NPO法人「こくさいこどもフォーラム岡山(インターキッズ)」の2019年通常総会が、岡山西川原プラザフで開催されました。記念講演として、岡山理科大学附属中学・高校の田原誠校長先生をお招きし、「国際バカロレアとは?未来を拓く教育の新たな途が見えてきました!」との演題での貴重なご講演でした。「国際バカロレア」とは、世界の多くの大学が、大学の入学資格として認めている学校認定制度です。多数の国々のカリキュラムの優れた点を融合した最良の国際通用性があり、単なる知識の獲得だけではなく、「学び方の学び」として、積極的な学びの態度、検証的な思考力や振り返り、リサーチスキルなど、国際的な視野を育てる教育であると言えます。近年「国際バカロレア修了生」を受け入れる国内入試が増えており、地元岡山大学でも、2018年度より「国際バカロレア入試」が行われ、在学生総数は様々な学部に33人が在籍しているようです。この「未来を拓く教育の新たな途!」として、国内大学も、国際バカロレア教育の質と成績を評価し、筆記試験を通さずに入学を許可する大学が増えつつあるのです。

新たな時代に向けての大きな社会変動を見越し、「高大接続改革」が行われようとしている背景の中で、なぜ、日本において「国際バカロレア」が必要かを丁寧にご教授くださいました。続いて、総会行事は浜家会長の進行で、円滑に終了いたしました。昼食は、理事の安藤さん特製の「ランチBoX」を美味しく頂きました。


 

★2019年度国際塾入塾式&第1回講座 6月9日(日)開催。

入塾式では、岡山県教育庁高校教育課の藤岡隆幸課長が来塾されお祝いのメッセージをいただきました。第1回講座は「現役大学生から後輩へのMessage」

2016年卒塾の陳達ハンフ君と、2017年卒塾の岡本莉奈さんから今年度塾生への熱いメッセージです。こちらをご覧ください。塾生39名、ゲスト24名合計63名が参加しました。

会場:ノートルダム清心女子大学・ヨゼフホール  9:30~受付開始 10:00~入塾式・第1回講座12:00~ウエルカムパーティーを開きました。

 


★2019年6月16日(日)10:00~13:20

国際塾2019第2回 開催。

講師:滝沢忠孝 RSKラジオパーソナリティー

演題:「プレゼンテーション・人に伝わる声の出し方」

ノートルダム清心女子大学2200教室

発表する機会の多いこの塾で、まだまだ声の小さい人、表情の乏しい人、メリハリのない人たちが見られることから、塾の早い時期に塾生のプレゼンテーション能力を高めるために設定した講演です。滝沢さんと言えば、早朝7時からのRSKラジオ番組「朝まるステーション」の司会を長く担当されていました。響きのよい声、滑舌爽やかに、笑顔が想像できるような穏やかな語り口が魅力の人気あるアナウンサーです。現在もまだ、木曜・金曜に朝から長時間の番組「朝耳ラジオ」を担当されています。今日のお話は、「話し家」のプロとして、人の印象として38%が「声」の印象であること。自分の声を好きになり、「個声を磨く」ことの大切さや話す速度と間の問題、音圧を加え、実際に声出しをするワークショップもありました。詳しくはYouTube講義録こちらをクリック。(角田理事記)。講義のあとの茶話会でも、塾生たちから数多くの質問があり、自分の声の磨き方について考えを深めることができました。


★2019年7月14日(日)8:00~16:30国際塾2019第3回 予告。

講師:太田 昇 真庭市長

演題:「SDGs未来都市・真庭市の挑戦」

真庭市勝山地区で今年第3回目の国際塾を開催しました。今回は全米CLSプログラムからの学生たち26名と、地元勝山高校から15名、国際塾生30名が集いました。「のれんの街」で有名な勝山街並み保存地区を散策した後、「SDGs未来都市真庭市の挑戦」と題して太田昇真庭市長とのセッション、バイオマス発電・CLT建材で地域のSDGsを推進する銘建工業の中島浩一郎社長の講話と工場見学など、盛りだくさんな内容で交流しました。最後は遷喬小学校前で記念写真です。お世話頂いた真庭市役所の皆さん、そして岡山大学のスタッフの方々、本当にありがとうございました。また今回の真庭でのプロジェクトを全てプロデュースした杉浦俊太郎理事に感謝です。

08:00 岡山駅西口出発

   (一部8:15総社駅東口)

09:30 勝山文化センター集合

   (勝山高校生・全米CLS学生)

          バディとともに街並み保存地区散策

11:00 太田 昇 真庭市長講演

   (真庭市立中央図書館)

12:30 ランチミーティング

   (太田市長とのフリートークセッション)

13:45 銘建工業CLT工場

14:30 真庭バイオマス発電所

15:30 真庭市エスパスランド

16:30 プログラム終了後バスで岡山へ


 

★2019年7月21日(日)13:00~14:00

国際塾2019番外編

講師:谷 博子先生(富士学院岡山校講師)

演題:「小論文の書き方」

    ~高校生懸賞論文応募に向けて

場所: 岡山市立オリエント美術館地下講堂

午後からは、インターキッズが主催している「高校生懸賞論文」に国際塾から多くの応募をしていただくために、「小論文の書き方教室」を開催。20名という多数の塾生が受講してくださいました。講師には、医学部や理系の受験生のための予備校「岡山富士学院」のカリスマ国語教師でいらっしゃる谷博子先生。ベテラン国語教師として、小論文の書き方について、テーマの決め方、構成の仕方など、懸賞論文に特化した書き方の要点に絞ったご指導をしていただき、説得力がありました。きっと優れた作品に出合えると思います。中身の濃い国際塾の時間となりました。YouTube講義録はこちらをクリックして下さい。


★2019年7月21日(日)9:00~12:00

国際塾2019第4回 講師:小川 正人 教授

(環太平洋大学次世代教育学部国際教育学科長)

演題:「海外で人生を変える」

場所:岡山市立オリエント美術館地下講堂

最初に浜家弘巳塾長と塾生との対話から始まり、塾生が体験した活動を自主的に報告し合います。吉備国際大学英語スピーチコンテストで学長賞を獲得した方、全国10人の高校生に選ばれ、海外派遣が決まった方、真庭市においてLCT工場の見学や太田市長との面談に参加した方などなど力強い活動成果の報告が続きました。そして本日の講師は、環太平洋大学次世代教育学部国際教育学科長(教授)の小川正人先生。アメリカの高校や大学で社会科教育の教師として(英語での授業)13年間勤務されたご経験のある先生です。近著である「アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書」は、書店にコーナーが出来ているほどの人気。講演の冒頭から「今日は何の日?」で始まり、塾生のハートをばっちり掴まれ、最後まで、ユーモアたっぷりの「小川ワールド」に浸ることができました。まず、塾生が生きて来た道筋を「モチベーションライフ」を記入して振り返りました。次に、小川先生が体験された「人生のターニングポイント」の数々。先生は「失敗の連続」と言われましたが、必ずや乗り越えておられる復元力は、現代人が必要とされる「レジリエンス」そのものでした。

小川先生は、アメリカから学んだこととして「語学力、国際・多文化理解、他人と比較しない、希少性、やりたいことをやる」の5項目を挙げられました。その後で、「ヘリウムリング」というゲーム(これは、面白い!大人も楽しめた!)や「ジョハリの窓」の4つを示され、どんどん「解放の窓open self 」を拡げようと投げかけられました。最後には、6項目でまとめをされ、「自分を知ろう」「夢を持とう」「常にチャレンジ」「失敗を恐れない」「やりたいことをやろう」「他人と比較しない」・・・どれも、小川先生の生き様そのものでした。ますます小川先生の人間性の魅力に惹き付けられた講義となりました。(角田理事記)

YouTube講義録はこちらをクリックしてください。

 


国際塾2019第5回

 ★2019年8月25日(日)講義9:30~11:20

講師:沖 陽子先生(岡山県立大学 理事長兼学長)

演題:「実践型環境教育から学ぶ楽しみ」

場所:おかやま西川原プラザ

講演が始まる前には、浜家塾長の開会挨拶に引き続き、恒例となっている塾生の皆さんたちからの貴重体験レポートを発表し合います。トップバッターは、公文海外短期派遣で、7月3日から6週間スイス(スイス公文学園)に留学された金光学園高校2年生のYさんが、オールイングリッシュで過ごした海外生活の中で得た、考え方の違いや文化の違いについて発表されました。また、津山高校から岡山県の「日中青年交流事業」で8月1日から1週間上海に留学したF君の報告もありました。国際塾に入塾する生徒さんの意識の高さ、行動力、実践力の素晴らしさを実感したレポートでした。沖陽子先生のご講演は以下の通り。

最初に、沖先生からは、「国際塾なのでグローバルな話題にしようと思いましたが、あえて、身近な環境問題を取り上げました」という前置きがあり、「児島湖を知っていますか?児島湖に行ったことのある人は?」というご質問に、4人、2人と非常に少なかったので、私たちオブザーバーも顔を見合わせて驚きました。

沖先生は、岡大時代には、大学院自然科学研究科や農学部などに所属され、大学院環境生命化学研究科を経て、現在の岡山県立大学の学長を勤められています。ご講演の「実践型環境教育から学ぶ楽しみ」はパートⅠ・パートⅡに分けられ、まず、前半は、児島湖についての豆知識から始まり、児島湖周辺の干拓(江戸~明治時代)の歴史を振り返りました。

続いて、昭和になってからの国営かんがい排水事業、国営総合農地防災事業へとご紹介がありました。児島湖流域における都市化等により水質が悪化している恐れがあります。現実に、児島湖水質の現状は、深刻です。全窒素・全リンの経年変化は、一度は改善された水質は、また右肩上がりに悪化しています。そこで、主な水質保全対策について分かりやすくご説明くださいました。パートⅡとして、環境保全団体や児島湖流域のエコウェブについてのリーフレットや、身近な水環境講座などについて「児島湖グリーンガイド」をご紹介くださいました。「植物を活用した水質浄化手法」や「蛍プロジェクト」の取組は、目からウロコの内容でした。平成6年に、全国では初の「環境」という名前が付いた学部を岡大内設立されたご功績も素晴らしいです。日頃、生徒の皆さんが学ぶことの出来ない貴重な学習となりました塾終了後、講師を囲む会には10名近い塾生が残り、活発な意見交換が行われました。今回は、3年前に国際塾を卒塾した先輩で、早稲田大学3年のOGが出席されました。来春から、1年間フランスへ留学されるそうです。国際塾生の卒塾後の活躍は、目覚ましいものがあります。(角田理事記)

YouTube講義録はこちらをクリックしてください。

 


国際塾2019第6回

 ★2019年9月1日(日)

受付開始9:30 講義10:00~12:00

講師:植野 哲也 先生(林原美術館)

場所:林原美術館

演題:「備前刀とは?~エヴァンゲリオンにみる日本伝統文化の極みと楽しみ方」


国際塾2019第7回

 ★2019年9月8日(日)10:00~12:30

講師:石川 康晴 代表取締役社長(㈱ストライプインターナショナル)

場所:ノートルダム清心女子大学 2200教室

演題:「未来をつくる~岡山県の高校生に、いま伝えたいこと~」

最初は浜家塾長による塾生近況インタビューから始まりました。夏休みの海外体験や、早速始まった文化祭の様子、これからの自分の進路等々みんな活き活きと語ってくれました。

 

本番の講義は「未来をつくる~岡山県の高校生に、いま伝えたいこと~」をテーマに、石川康晴さんのご講演。1994年に岡山市表町に起業した小さな店舗から25年、現在は国内外に1713店舗、年商約1400億円の企業にまで育てて来られた企業人。石川社長は、会社の売上を伸ばすことだけでなく、常に社会にどのように貢献するか、社会をどう変えるのかを考えておられます。「Do good,but cool(いいことしようぜ)」というコーポレートメッセージや、会社の哲学でもある「Business Good」「Social Good 」「Local Good」について、熱くしかも静かに語られました。会社は利益を追求するだけでなく、そこには多様な人材を育成し価値観を尊重すること、高い倫理観をもってビジネスを展開することが求められること、そして世界を社会を変えていくイノベーションの思いも必要だと。参加者全員にストライプインターナショナルが京都で展開されているKoeドーナツのプレゼント、たいへん美味しくいただきました。講義終了後の茶話会にも13名が参加、塾生たちからの質問攻めに、ひとつひとつ丁寧に応えていただき、大いに盛り上がりました。

YouTube講義録はこちらをクリックして下さい。


国際塾2019第8回

 ★2019年9月15日(日)10:00~12:00

講師:伊原木隆太 岡山県知事

場所:ノートルダム清心女子大学 2200教室

演題:「グローバルに活躍できる人材となるために」

本日の塾生参加者は25名、役員をはじめオブザーバーが25名で計50名の参加でした。いつものように、浜家塾長の進行で塾生から活動レポートがありました。イギリスへ2週間語学留学した男子中学生から、世界7ヵ国の人たちと友人になれた体験、陸上大会で活躍した人、英語弁論大会に出場するために練習に励んでいる人、と次々に力強い報告が続きました。

次に、伊原木隆太県知事の登場。プロフィールは以下の通り、岡大附属中、大安寺高校、東大工学部をご卒業後、スタンフォード大学経営大学院にてMBA(経営管理学修士)取得。2012年の県知事選に「産業振興」と「教育」を掲げ、36万票を獲得して初当選。現在2期目。「グローバルに活躍できる人材となるために」という演題で、熱血トークが展開しました。始めの15分は、第2期目の政策である「新・晴の国岡山生き活きプラン」について、その具体的な取組を紹介され、特に、「グローバル人材育成プログラム」の中の「高校生留学支援」について、熱心に語られました。知事からの「将来、留学を考えている人?」との質問に、殆どの塾生が挙手したので、驚き!やはり、国際塾生は素晴らしい!この後、知事さんご自身の留学(米国・スタンフォード大学とユタ州の大学の2大学)から得た貴重な体験を、よどみなく滑らかに、身振り手振りで語られました。概要は、次の通りです。

・「英語が習得できてから、日本文化をマスターしてから、留学しよう」ではなく、思い立ったなら「早く行けよ!」と言いたい。早ければ、早いほどいい。
・英会話教室へ週1通うより、毎日友だちとどっぷり英語に浸かる生活の方が、英語の上達は早い。
・留学先は大都会ではなく、小さな町の小さな学校を選んだ方がよい。
・知らない国、知らない人と暮らすのだから多少のことで怒らず、腹を立てず、泣かず、意見の違いでのトラブルを乗り越えること。
・留学した国で、どういう人と付き合うかで言語の習慣は違ってくる。笑顔の多い素敵な人と付き合うこと。
・少々英語が下手でも、何か特技があると、人との距離が縮まる。人を惹きつける何かを身に付けておくことは、大切である。自分は「テニスが出来る」ことが随分役に立って、友だちとテニスをすることで、会話のキャッチボールが出来るようになった。
・もともとシャイな性格だったが、出来るだけ前に図々しく出て、積極的に行動した。米国人は、親切で優しく接してくれた。

 

等々、これから留学を考える国際塾生にとって、非常に示唆に富んだ知事自らの体験談を提供してくださいました。その後のQ&Aも短時間でしたが、塾生からの質問が相次ぎました。

(角田みどり理事記) YouTube講義録はこちらをクリックして下さい。


国際塾2019第9

 ★2019年9月22日(日)

受付開始9:30 講義10:00~12:00

講師:道上知弘 先生

(岡山ビジネスカレッジ国際文化学科教員)

場所:ノートルダム清心女子大学 2200教室

演題:日本からみた「仏教学」の世界~信仰から研究へ


国際塾2019第10

 ★2019年10月13日(日)

受付開始9:30 講義10:00~12:00

講師:神崎宣武 先生

(民俗学者、旅の文化研究所所長、美星町宇佐八幡神社宮司)

場所:ノートルダム清心女子大学 2200教室

演題:「吉備」の歴史と伝統文化

最初に、号令「起立・礼」について取り上げられ、互いに礼を尽して頭を下げる「お辞儀」の習慣は、他国にはみられない文化であると話されました。

神崎先生は、今流行りのアクティブラーニングの手法ではないのですが、非常に落ち着かれた物静かな語り口で、泉が湧き出るように、たくさんの引き出しから次々とお話を続けられました。しかし、途中で塾生たちに「これ、知ってますか?」とか、「このこと分かりますか?」と塾生に優しく問いかけらる場面もありました。主な内容は次の通りです。
・「文化」とは、その集団社会での「クセ」のようなものである。
・現代社会での「伝統文化」というものは、殆どが江戸時代に形成されたものが多い。江戸時代は、同じ政権が200年も続いた例の無い時代だった。
・江戸時代の武家社会に続き、明治に入ってからの軍国主義、ドイツ式の教育のあり方なども、伝統文化の元となっている。
・江戸時代は、多国藩連合国のようなもので、各藩の気候の違い、言葉、風習などの違いがあり、全体で日本文化の均衡が取れている。
・日本の「畳の上では履物を脱ぐ」という文化は、外国には無い。「はだし」になることも、「高温多湿」の日本特有の気候から来ている。
・食卓に御茶を置き、食事中に御茶を飲むという文化は、備前、備後、など、山陽道の習慣である。池田藩の政策による「糅飯(かてめし)」により、主食は米だけで無く、麦や粟、稗などであったために喉越しが悪いのを、御茶で流し込んで食べたためであった。
・常に、文化の違いについて、「何でだろう?」という問いを持つことが大事である。そういうことで、他民族と話が出来ると仲良しになれる。民俗学がいかに奧が深く、興味深いものか初めて知りました。さらに深く学んでみたいという想いに駆られました。恒例となった講演後の茶話会には、数名の塾生が残り、先生にしっかり質問をしていました。

(角田理事記)


国際塾2019第11回 卒塾式・懇親パーティー

 ★2019年10月20日(日)

受付開始9:30 講義10:00~12:00 パーティー12:00~13:30

講師:浜家弘巳 塾長

場所:ノートルダム清心女子大学 2200教室

演題:「世界に目を広げ、そこから日本を知ろう」


★高校生懸賞論文2019 受賞者が決定しました。

2019年度第7回のテーマは “ 私にもできるSDGs ”でした。

多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

・最優秀賞 佐藤美咲(おかやま山陽高校2年)「心の壁を乗り越えた先に」

・優秀賞  木林捺由(岡山県立倉敷古城池高校3年)「知ることが第一歩」

・優秀賞  高根彩歌(おかやま山陽高校1年)「食品ロス削減の店を目指して」

・奨励賞  阿部智実(岡山県立邑久高校3年)「観光で考えるSDGs」

・奨励賞  大原綾華(金光学園高校3年)「私にもできるSDGs」

2020年2月5日(水)16:00

おかやま山陽高校へ伺い、平松歩先生同席のもと、最優秀賞・佐藤美咲さん、優秀賞・高根彩歌さんにトロフィーと賞状、副賞をお渡ししました。

2020年2月12日(水)午後4時

岡山県立古城池高校へ伺い、福田邦男校長に同席いただき、優秀賞・木林捺由さんにトロフィー、賞状と副賞をお渡ししました。

2020年2月6日(水)午後

金光学園高校へ伺い、金光道晴校長に同席いただき、奨励賞・大原綾華さんに賞状と副賞をお渡ししました。

2020年2月19日(水)午後3時

岡山県立邑久高校へ伺い、末廣 聡教頭、矢野祥子進路指導課長同席のもと、奨励賞・阿部智実さんに賞状と副賞をお渡ししました。


★第7回ESD CAFÉ URA2019 開催

12月22日(日)受付12:30

開催時間:13:00~17:50

開催場所:岡山国際交流センター2階・国際会議場

「一歩先を行くグローバルマインド育成」をモットーに、中高校生の皆さんが日ごろ研究していること、感じていること、地域で活躍していることなどを発表し、お互いに学びあい、現状の課題やその解決策について気軽に話し合う場として開催しました。そして今年は参加高校13校、中学校1校。生徒数78名(内、発表者45名)となりました。後援団体である岡山ユネスコ協会の池田満之会長からオープニングのごあいさつがあり、熱心に第1部のシンポジウムが始まりました。

第1部 シンポジウム 

テーマ:「海外体験から何を学んだか」

シンポジストとテーマは、次の通り。

◆「ブルガリアと韓国を訪問、現地高校生と交流」
    大森真矢さん(和気閑谷高校)
◆「オーストラリア、シドニー1ヶ年留学・数多くの誤り」
    小林陽成さん(岡山学芸館高校)
◆「ロンドン・香港でホームレスを見て思ったこと」
    森井颯汰さん(金光学園高校)
◆「自宅にブルガリア高校生を受け入れた時の感想」
    川上寛人さん(岡山一宮高校)
◆「インドネシアからの留学生」
    シファ アリフィアさん(清心女子高校)
◆「マレーシアからの留学生」
    マルハ ザハルさん(清心女子高校)

どの生徒さんも、凜とした態度でご自分の海外経験や国際交流から得たこと学んだ事を堂々と語られ、沖垣先生とのキャッチボールを楽しむことが出来ました。留学生さんの日本語が流暢であったのが印象的でした。(角田理事記)

第2部 発表&トーク

テーマ:「今、考えていること、想うこと、感じたこと」

 

第2部は、A班(11組)とB班(12組)に別れ、計23組44名が、留学体験から学んだこと、コミュニケーション能力、将来について、などを1人~6人で発表しました。(日本語15組、英語6組、英&日5組、1組10分以内)

参加校は以下の通りです。和気閑谷高校、岡山一宮高校、邑久高校、岡山学芸館高校、清心女子高校、金光学園高校、岡山後楽館高校、おかやま山陽高校、津山高校、総社南高校、関西高校、玉島高校、福山市立中学校。

長丁場の発表時間でしたが、生徒さんのほとんどが留学や海外渡航経験があり、それによって世界観や人生観が変わり、将来の国際人としての資質や能力を高めていました。

学生も社会人も自分の意見や考えなど主張点を明確に相手に伝えるプレゼン能力が「生きる力」として求められている現代、高校生がこうした機会を得て、自分の力を試す場があるのは、大変有意義なことだと実感しました。帰途につく高校生の皆さん方全員が気持ちのよい挨拶を交わしてくださり、はじける笑顔が見えたことがスタッフとしては非常に嬉しいことでした。(角田理事記)


グローバルゼミ2019

 ★2019年11月10日(日)

受付開始9:30 講義10:00~13:00

ファシリテーター:岡山市ESD推進課 小西美紀 先生

場所:環太平洋大学岡山駅前グローバルキャンパス

テーマ:「自分らしい社会参加を考える~よりよい社会をつくるためにできること」

小西美紀さんのすばらしいファシリテーション、ノートルダム清心女子大学の福原史子先生による完璧な準備で大成功のグローバルゼミとなりました。岡山県教育委員会の室先生(前岡山後楽館高校教頭)のご講評を聞きながら、高校生たちの学校以外の居場所づくりの大切さを考えました。「よりよい社会」とは「個人個人が最大限に輝ける場所」ではないかと思います。大人(大人とは?という議論にもなりましたが)たちができることは、次世代を担う若者を応援すること、そして今日の「高校生ゼミ」や先週の「ジブンゴト学会」のように若者たちと交流しながら学び合うことではないでしょうか。とても素敵な時間を過ごすことができました。運営委員の高校生のみなさん、参加してくれた高校生のみなさんに感謝します。(小川正人理事記)


★2019年5月10日(金)

 第16期国際塾2019のカリキュラムです

今年で16期を迎えた国際塾。各界のグローバルな活動経験豊かな講師陣たちが今年も塾生を待っています。