REPORT│ 2015活動報告


■第3回ESDカフェURA2015(岡山国際交流センター)

12月23日(水・祝)13:00~16:00 第3回ESDカフェURA2015が開催されました。(岡山国際交流センター地階レセプションルーム)

岡山県内の中学校・高校10校から、58名が個人やチームで参加しプレゼンテーションを行いました。今回はこくさいこどもフォーラム岡山と岡山ユネスコ協会の共催。生徒たちに加え、県内の教育関係者やインターキッズ会員などおよそ30名も参加しました。


2015年12月22日(火)山陽新聞朝刊“あかり”欄 ビラン・アンドレ君関連の記事が掲載されました。


懸賞論文2015で最優秀賞に輝いたビランアンドレ君(おかやま山陽高校1年)の論文は次々に多くの方々に感動を呼び起こしています。日本新聞協会は11月26日、家族や友人と新聞記事を読んでまとめた感想や意見を募った第6回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の最優秀賞に川井里紗(清心中学校1年)さんを選びました。岡山県の児童生徒がこの賞に輝くのは初めて。審査で「新聞が2人の若者をつなぎ、アクティブな行動へと進むことができた」と高く評価されました。川井さんは、「新聞でビラン君の論文と出合ったことで明確な将来の目標ができた」と語っています。(記事は山陽新聞11月27日朝刊)



■2015年度第11回国際塾&卒塾式(ノートルダム清心女子大学)

11月15日(日)第11回国際塾・卒塾式・卒塾パーティー開催

松畑熙一国際塾塾長により、1年間の講義のまとめと塾生たちの意見発表が行われました。『あなたはどうすれば国際教養力が高まると思いますか?』という問いかけで始まり、コミュニケーションの基本を見据えてグローバル社会で必要な資質や態度について発表。今年の日本人ノーベル賞受賞者から何を学ぶか?そして天才とは何か?の問いから塾生たちの意見交換を行いました。卒塾式でひとりひとりに松畑塾長から卒塾証書が手渡された後、ヨゼフホールラウンジにて卒塾パーティが開かれ、今期塾生たち同士や運営スタッフとの交歓パーティーがありました。創設当初からの会員でもある逢沢一郎衆議院議員もお見えになり、励ましのことばを頂きました。(ノートルダム清心女子大学2200講義室・ヨゼフホールラウンジ)


■高校生の高校生による高校生のためのシンポジウム(岡山国際交流センター)

10月31日(土)15:00~17:30(岡山国際交流センター地階レセプションルーム)

こくさいこどもフォーラム岡山(INTERKIDS)20周年記念~高校生の高校生による高校生のためのシンポジウム~

『2020年の私のために、今できること~高校生グローバルゼミ』が開催されました。 

<第1部> 基調講演 中島理恵氏(15:00~15:45)『グローバル人財になるために今考えておきたいこと』

<第2部> 高校生グローバルゼミ(15:50~17:30)『グローバル化とコミュニケーション力』

 陳タツハンフさん(倉敷青陵高校)の総合司会、そして長谷川舞(清心女子高校)さん、鈴木彩里(岡山南高校)さん、松田はるか(岡山城東高校)さん、磯邊朝美(岡山学芸館高校)さんの4名による司会、また各部門の発言や進行をすべて高校生によって運営するという画期的な取り組みで、このシンポジウムは行われました。

 第1部・基調講演では、東大卒・トヨタ自動車・ハーバードビジネススクールMBA修了、そしてトヨタ自動車復帰後ボストンコンサルティングを経て、現在世界第3位の外資系製薬会社MSDマーケティング本部営業部長をお務めの中島理恵さんをお招きし、『グローバル人財になるために今考えておきたいこと』と題して講演していただきました。

 第2部では基調講演をふまえ、高校生たち自身で以下のサブテーマを決めディスカッションに入りました。A.グローバル力とコミュニケーション力は比例するのか。B.自分が今できること。C. グローカルについて。D. 多文化共生について。E. グローバル社会で日本人は何をすればよいか? これら5つのテーマについてグループごとに議論を深め、意見を取りまとめ発表しました。中島さんからは、このシンポジウムでの高校生の発言や行動に対し、①アウトプット力 ②アクティブリスニング力(傾聴力) ③リーダーシップ などを発揮して素晴らしいとお褒めの言葉をいただき、これら最大の強みを今後さらに培っていただきたいとのコメントを頂きました。


10月4日国際塾2015第10回講座開催

松畑熙一塾長により、『言葉と文化はどんな関係にあるのだろう?』との塾長講話の後、就実大学副学長兼経営学部長 杉山慎策教授に『21世紀に生きる君たちへ』というテーマで講義していただきました。グローバリゼーションとは何か? 情報化時代とは何か? さまざまな問いかけをしながら議論を深め、白熱授業が行われました。講座後階上のアゴラを見学し、素晴らしさに感嘆!(就実大学S館513教室・学習スペースagora


 

2015年10月1日

NPO法人に生まれ変わりました。

こくさいこどもフォーラム岡山(INTERKIDS)は、今年20周年を迎えました。これを節目として10月1日付けで、特定非営利活動法人(NPO法人)への組織替えを完了いたしました。我々はこれからも次代を担う高校生など若い世代のグローバル人材育成の事業の進展に努めてまいります。引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。


9月27日(日)国際塾2015第9回講座開催 (場所:岡山市立オリエント美術館)

松畑熙一塾長から『見えるものは視点が決める』とはどういう事か?というテーマで講義していただきました。 続いて郷土史研究家(元山陽新聞社専務)の赤井克己さんからは、『67歳でハワイ留学!学ぶ楽しさと日系移民の苦難を知る』というタイトルで講義がありました。新聞記者を続けながら、英検1級・国連英検A級の資格を取り、英語にチャレンジされた赤井さんは、仕事を辞めてから67歳でハワイ日米経営科学研究所に留学。継続は力なりをモットーに、英語力を活かす秘訣は「度胸と機転」と力説されました。学ぶ楽しさとはこれだ!


9月6日(日)国際塾2015第8回講座開催

岡山理科大学工学部バイオ・応用化学科山本俊政准教授による好適環境水開発のシナリオ~金魚と鯛が一緒に泳ぐ…画期的な発明の端緒と無限の可能性~」の講義。巨大な水槽で飼うマグロやブラックタイガーの養殖・野菜の栽培などを行う循環型農漁業研究の様子を実地見学後、大学講義室でのアクティブラーニングで行われました。

(場所;岡山理科大学・加計学園50周年記念館)


8月28日(金)18:30~INTERKIDS懇話会開催

竹田義宣岡山県教育庁高校教育課課長をお招きし、最近の高校教育を取り巻くさまざまな課題をテ-マにご報告をいただきました。また県内高校教育関係者や大学・専門学校関係者・吉備学会教育部会メンバーなどおよそ30名の方々が出席し、意見交換が活発に行われ、有意義な時間を持つことが出来ました。今回取り上げられた課題としては、以下のテーマがあげられました。(会場:岡山国際交流センター5階第3会議室)

グロ-バル人材育成を図るSGHなど高校教育の新たな制度の導入

・大学入試改革にも呼応した高校授業の改革~「歴史総合」「地理総合」新設

・選挙権年齢の18歳以上への引き下げを踏まえた新科目「公共」

・少子化と人口減に伴う今後さらなる高校の統廃合問題 等々


8月23日(日)国際塾2015第7回講座開催

会議同時通訳者でノートルダム清心女子大学非常勤講師の小笠原ヒロ子さんのご指導で「ENGLISH CAFÉ」を開講。裁判の事例をもとにディベートしたり、皆でラブレターを作成するなど、楽しみながら学ぶ講座でした。茶話会では、会議同時通訳ビジネスの現状やそのトレーニング方法など、熱く語っていただきました。(場所:ノートルダム清心女子大学)


8月15日(土)15:30~17:00

RSKテレビ報道生番組「岡山・香川戦争の記憶を継ぐ」に国際塾塾生6名が若者の意見を聞くゲストとして出演しました。石田好伸・田中愛アナの司会、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、杉尾秀哉TBS解説室長をコメンテーターに迎え番組は進行しました。戦後70年を検証する番組で、戦争の記憶を次世代に継承していくことが、平和を維持する要件であることを再認識する内容でした。


8月9日(日)2015国際塾第6回講座開催

原田正道 曹源寺住職から「自己をみつめる」と題して講義していただきました。手・足の不自由な中村久子さんの生涯とヘレン・ケラーとの交流など、感動のご講話でした。一般公開講座のため、塾生・小中学生・専門学校生・大学生や一般の方を含めて50数名の方が参加しました。また場所をコミュニティハウスに変えての茶話会では、曹源寺のビデオ鑑賞や仏教についてミニ講座があり、地域の方に用意していただいたカレーライスをご馳走になりました。ありがとうございました。(場所;臨済宗護国山曹源寺)


8月2日(日)2015国際塾第5回講座開催

小嶋光信 両備グループ代表兼CEOか「地域公共交通の再生とまちづくりに挑戦する」と題して講義していただきました。『忠恕』と『知行合一』を経営理念とする両備グループの沿革、また地域公共交通の全国的な経営危機を乗り越える施策を国会で提言されるなど、和歌山電鉄貴志川線『たま駅長』誕生秘話を交えながらまちづくりに挑戦する事業戦略を伺いました。(場所;岡山市立オリエント美術館)


高校生懸賞論文2015続報

最優秀賞を受賞したビラン・アンドレさんの論文「感謝の心で」が、7月27日山陽新聞朝刊に掲載されました。高校生懸賞論文入賞者の欄をごらんください。

優秀賞受賞の三宅美聡(県立矢掛高校2年)さんは、8月6日(木)~8月10日(月)岡山県高校生韓国訪問団の一員として韓国慶尚南道を訪問しました。こくさいこどもフォーラム岡山(INTERKIDS)では、優秀賞副賞としてこの海外研修費の一部を助成しています。


福武哲彦教育賞 受賞

7月20日(月・祝)13:30~プラザホテル

「こくさいこどもフォーラム岡山」は、福武文化振興財団による本年度「福武哲彦教育賞」を受賞。受賞記念講演では、今西会長・松畑国際塾塾長をはじめインターキッズ世話人が協力して『20年の歩み』他インターキッズの過去・現在・未来の姿をプレゼンテーションし、来場者にアピールしました。


福武哲彦教育賞 受賞

7月20日(月・祝)13:30~プラザホテル

「こくさいこどもフォーラム岡山」は、福武文化振興財団による本年度「福武哲彦教育賞」を受賞。受賞記念講演では、今西会長・松畑国際塾塾長をはじめインターキッズ世話人が協力して『20年の歩み』他インターキッズの過去・現在・未来の姿をプレゼンテーションし、来場者にアピールしました。(写真は、RSKイブニングニュースより)


7月12日(日)2015国際塾第4回講座開催

国立研究開発法人・産業技術総合研究所  橋本亮一先生か「ロボットとは何か?~古代ヘレニズムから人工知能の未来ロボットまで~と題して講義していただきました。今回は公開講座でしたので、一般の方も多数参加されました。講座の後、橋本先生を交えて、塾生たちとの茶話会でも活発な議論がありました。

(場所;岡山市立オリエント美術館)


<高校生懸賞論文2015表彰式>(詳細は懸賞論文2015のページへ)

2015年7月12日(日)12:45~13:15 

岡山市立オリエント美術館講堂にて表彰式を行いました。

岡山県下各地の高校から多数のご応募をいただきありがとうございました。


6月14日(日)2015国際塾第3回講座開催

JICA岡山県デスクの大井聡美さんからJICA(独立行政法人・国際協力機構)のさまざまな活動やミッションについてご説明いただきました。また「日本の誇りである青年海外協力隊員~経験者から聞く」と題して、大井聡美さん(09年~11年キルギス共和国)、岡本俊則さん(82年~85年マラウイ共和国)、中村康人さん(01年~04年ブータン王国)、林田未央さん(11年~13年ミクロネシア連邦)の4人の元隊員から貴重な体験談を伺いました。開発途上国での、農業技術指導、放送局での番組制作指導、また幼児教育指導など、塾生たちも海外で働くことに関して大いに刺激を受けたことでしょう講座の後、講師の方々を交えて、塾生たちとの茶話会でも質疑応答が活発に行われました。(場所;岡山国際交流センター)


私たち「こくさいこどもフォーラム岡山」は、福武文化振興財団による本年度「福武哲彦教育賞」に選ばれました。5月29日山陽新聞朝刊の記事です。贈賞式は7月20日(月・祝)13:30~プラザホテルで行われます。


5月31日(日)2015国際塾第2回講座開催

ノートルダム清心女子大学 英語英文学科長 広瀬佳司教授からユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教(真言宗)~世界を旅して学ぶ宗教の世界観と人生観と題して講義していただきました。今回は公開講座でしたので、一般の方も多数参加され、活発な質疑応答がありました。

講座の後、広瀬先生を交えて、塾生たちとの茶話会もあり、楽しいひとときとなりました。(場所;ノートルダム清心女子大学キャンパス)


2015年5月10日(日)

09:15~ 総会・入塾式

10:00~ 国際塾2015 第1回講座(松畑熙一塾長)開催

     「国際塾で何を学ぶか?」

場所;オリエント美術館 小ホールにて

※23名の新塾生が出席、その他数多くの会員や来賓の方々が参加しました。


5月10日(日)12:00~

城下の“サウダーヂな夜”にて、塾生を囲んで懇親パーティーを開きました。